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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/10/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/10/24)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間の朝方には短期投機筋がドル買いで参入し
104円69銭まで上昇したものの、上値の重さを確認する形となりました。
その後、黒田日銀総裁の「イールドカーブ全体が、
政策決定時点にイメージした形になっている。
直ちに長短金利操作目標を変えることにはならないと思う。」など
金融政策の現状維持を示唆する発言もあり、
ドルの上値を抑える要因となりました。

欧州時間でも104円半ばでの小動きが続きましたが、NY時間に入ると
米国の良好な雇用関連指標や、予想を上回った9月中古住宅販売成約指数を
受けた債券利回りの上昇を背景にドル買いが加速、7月29日以来となる
105円台を回復し105円35銭の高値をつけました。

この上昇で、相場はボリンジャーバンドを上抜け、
バンドウォークを形成していることが確認できます。
ただし、NYの午後にかけてRSIが90を上抜ける高水準に達しており、
短期的にはやや買い過ぎとなっていることもあり、
短期調整リスクには注意が必要でしょう。

もっとも、本日発表予定の米GDPに対する期待感が高まっているようで、
米債利回りが上昇しており、本日の東京時間では105円は維持されるものと思われます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

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