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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/8/27のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円は、終始シリア情勢の緊迫化を懸念する動きが続き、リスクオフでの円買い戻しが続きました。
「米国と同盟国は、シリアの反体制派に対し、数日以内に政府軍への攻撃を行う可能性があると通告したことが、関係筋の話から明らかになった」との報道を受けて、投資家の不安感が高まっており、逃避通貨としての円とスイスフランに買いが集まった形となっています。

テクニカルで見ると、東京時間に日本株の反発に合わせてドルが買われた局面で平均足が陽線を記録しているものの、それ以外では一貫して陰線を続けていることが確認できます。

ボリンジャーバンドのロアーバンドに沿って相場は下落していますが、強いバンドウォークを示現することなく、慢性的なドル売りムードが続いていたことが示唆されます。

MACDを見ても、一昨日の海外市場で陰転して以降、一貫して売り環境にあり、相場の軟調さを示すものとなっています。

もっとも、本日の朝方に平均足の陽転とMACDの陽転の兆しが見えており、短期的には97円割れは底打ちを意識する水準となっているようです。

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