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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/3/5のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/03/05)(PDF)

●デイリーレポート
3月5日のドル/円相場は、東京時間から欧州時間にかけては、
105円40銭~50銭水準での小動きが続きました。
ドルの上値は重いものの、105円割れを試しに行く勢いもなく、
模様眺めムードの強い取引となりました。

テクニカルでは、MACDが先週末のNY時間に
ドル買いに転換しており、これもドルの下支え要因となりました。

NY時間に入ると、2月米ISM非製造業総合景況指数(※1)が59.5と
予想を上回ったことや、米債利回りが上昇基調となったことを受け、
ドルは上昇し一時106円24銭まで値を戻しました。
共和党のライアン下院議長がトランプ大統領に鉄鋼や
アルミニウムの輸入関税計画を進めないよう要請したとの報道も
ドル買い要因になったとの指摘もあります。

このドル上昇で、ボリンジャーバンドの上抜けと
バンドウォークが形成されていることが観察できます。

先週末に続き、昨日も105円割れを試せず
反発していることで、ドルの底抜け懸念は後退しており、
本日も106円台前半での底堅い動きが期待されます。

※1.ISM非製造業総合景況指数とは
ISM非製造業景況感指数とは、全米供給管理協会が
毎月第3営業日に発表する、非製造業の景況感を示す指数のひとつ。
ISM製造業景況感指数(毎月第1営業日発表)とともに、
米国の景気先行指標として注目される。
50%を分岐点として、上回ると景気拡大、下回ると景気後退を示す。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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