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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/5/28のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円は、朝方から本邦輸入企業のドル買いが見られ底堅く推移するなか、米系ファンドによるショートカバーが持ち込まれ、101円50銭水準にあった損失確定のドル買いを巻き込み上昇しました。
株式市場の回復もドル/円の支援材料になっていたとの指摘もあります。

海外時間に入っても米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード日発表した5月の消費者信頼感指数が76.2と前月改定値の69.0を上回って2008年2月以来の高水準となったことや、3月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数も、約7年ぶりの大幅な伸びだったことで、米国株は急伸し、米10年国債利回りも1年余りぶりの高水準に跳ね上がり、ドルも堅調な動きを続けました。

テクニカルで見ると、朝方のドル買いで、ボリンジャーバンドを上抜けし、強いバンドウォークを形成していることが確認できます(A)

ただし、その後の上昇局面では、価格の上昇にもかかわらずRSIは下落しておりダイバージェンスが見られます(B・B’)
これは、NY時間引けにかけての上げ渋りを予兆したものといえそうです。

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