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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/4/17のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のアジア時間のユーロ/ドルは、1.31ドル後半で膠着した動きが続きました(A)
前日に大きく上昇した反動もあり上値は重たいものの、ユーロを売り込んでいく材料に乏しく動きが取れない状況でした。

ただし、MACDを見ると、この間既に売り転換しており、その後のユーロ下落を示唆する形となっています(B)

欧州時間に入ると、MACDの示唆するようにじりじりとユーロが軟化する展開となりましたが、1.31ドル水準にはボリンジャーバンドのロアーバンドもあり、下値を維持していました(C)

その後NY時間に入ると米紙ウォールストリート・ジャーナルが「欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁が、経済指標が正当化すれば、ECBは追加利下げを行う可能性があるとの見解を示した。」と報道したことを受けユーロが売り込まれる動きになりました。
この流れでユーロはボリンジャーバンドを下抜け、バンドウォークを伴って1.30ドル水準まで下落しました(D)
ユーロ/ドルの下落幅は1%を超え、昨年6月以降最大の下げ幅となっています。

NYの引けにかけてもユーロの上値は重く、安値圏で推移する展開となっています。

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