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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/4/22のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

週明けのドル/円は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明で日本の政策が名指しで批判されることはなかったことを好感し、堅調な動きで始まりました。
東京市場では、99円88銭の高値をつけました。
しかし、100円を超えた水準では、ストップ(損失確定の買戻し)よりも、オファー(ドル売り)が増えてきているとされ、一気に上抜けすることは出来ませんでした。
またその後は、オプションに絡むリボルビングオーダーと呼ばれる注文のため99円後半での膠着した動きとなりました(A)

リボルビングオーダーは、ストライクプライスを挟んで、上で売り、下で買いを行使期限が終了するまで繰り返す注文で、「昨日は、売って10銭下がるとすぐに買い戻しを入れるという投機筋の細かい動きが目立った」という指摘もあります。

ただし、MACDを見ると、この膠着中に既に売り転換しており、海外市場でのドル軟化を予想される動きとなっていることが分かります(B)

海外市場に入ると、100円突破を期待してドルを買った短期投機筋が諦めだし、ポジション調整に入ったためにドルは下落し、一時99円を割り込む動きもありましたが、ボリンジャーバンドのロアーバンドが下値抵抗となり大きな崩れには繋がりませんでした(C)

提供: FXトレーディングシステムズ
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