TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2013/3/13のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2013/3/13のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のアジア時間のユーロ/ドルは、1.30ドル台前半で小動きながらも堅調な動きを続けていました。
手掛かり材料難のなか、調整的な動きといえるでしょう。

欧州時間になると、ユーロ/ドルはイタリアの国債入札が前回よりも軟調な結果となり、利回りが上昇したことに圧迫され、値を下げる動きとなりました(A)
ただし、1.30ドル水準にはボリンジャーバンドのロアーバンドが下値抵抗となっており、底堅さを見せていました。

もっとも、MACDを見ると、既に売り転換しており、その後のユーロ下落を示唆する形になっていることには注目でしょう(B)

NY時間になると、米小売売上高が昨年9月以来5カ月ぶりの大幅な伸びとなったことで、米景気回復への期待が高まり、ドル買い・ユーロ売りが進みました。
ユーロ/ドルは、この流れでボリンジャーバンドを下抜け、バンドウォークを伴いながら、昨年12月10日以来の安値である1.2922ドルまで下落しいています(C)

その後若干値を戻したものの、ほぼ一日の安値圏での引けとなっていますが、MACDが買い転換していることには留意しておきたいところです。

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとMACDなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ