2013/2/14のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
[拡大画像はこちら] |
チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、Williams %Rを表示しています。 |
昨日のユーロ/ドルは、G20を前に模様眺めムードが強く、アジア時間は膠着した横這いが続きました。
しかし、テクニカルで見ると価格が横這いを続けるなか、Williams%Rは上昇しており、ダイバージェンスが見られました(A・A’)。
これは反落を示唆する動きであり、実際に欧州時間に入るとユーロの下落が始まっています。
きっかけとなったのは、EU統計局がこの日発表した第4・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値で、前期比0.6%減となり、前期の0.1%減からマイナス幅が拡大したことです。
さらに中核国の独仏が予想を超えるマイナス成長となり、2013年の早い時期に景気は回復に向かうとの予測に疑念が出てきたことから、ECBによる利下げ観測が高まりユーロを圧迫しました。
この流れで、ボリンジャーバンドのロアーバンドを下抜け、バンドウォークが示現しまし、ユーロ/ドルは1.33ドル前半まで下落しました(B)。
提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとWilliams %Rなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット☆
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから