TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2013/1/30のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2013/1/30のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のユーロ/ドルは、アジア時間から欧州スタートにかけては、1.34ドル後半での小動きに終始しました(A)
米FOMCを控えていることなどから模様眺めムードの強い展開となりました。

その後、1月のユーロ圏景況感指数が3カ月連続で上昇するなか、欧州中央銀行理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁が、「金融市場の回復が実体経済にある程度波及しつつある」との見解を示したことなどを受け、ユーロ買いが優勢となりました。
この動きで、ユーロ/ドルは1年2か月ぶりに1.35ドルを突破することとなり、小幅ながらもバンドウォークの動きが示現されています(B)

FOMCでは、月額400億ドルのモーゲージ担保証券(MBS)と450億ドルの国債の買い入れを継続することを決定しましたが、この結果はおおむね想定内であり「市場心理に変化はまったく見られず、また朝方発表された国内総生産(GDP)統計を踏まえ、FRBは今後も超緩和政策を継続する」との見方が支配的で、ユーロ/ドルは高値圏で底堅い動きを続けています(C)

DMIを見ても、ADXがしっかりとした上昇を示しており、現在のユーロの上昇が強いトレンドを伴っていることが確認できます(D)

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ