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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/1/31のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円は、東京時間には日本株が軟調だったことを受けて、ややドル売り優勢の展開で91円を割り込む動きとなりました(A)
市場は、本日の米雇用統計を控えてポジション調整ムードに会ったことも、ドルの下落要因との指摘もありました。

しかし、市場の円先安観は強く、欧州勢が参入してくるとドル/円は反発する動きとなりました。
MACDも買い転換に転じ、それ以降のドルの上昇をサポートしています(B)

その後海外勢が、日銀の山口広秀副総裁が、新たに導入した2%の物価目標の達成を目指して、今後も追加措置を含めて強力に金融緩和を推進していく姿勢を強調し、欧州当局者からは「通貨競争」との指摘も上がる海外からの批判を一蹴したことに反応し、ドルはじりじりと上昇する展開となりました。

この動きで、ボリンジャーバンドを上抜け、上方へのバンドウォークが示現し、2年半ぶりの高値である91円後半を付けています(C)

本日は米雇用統計が焦点となり、その結果によっては一段の上昇となるか、または一旦の調整に入るのか、大きく動く可能性があり、相場の乱高下には注意しておきたいところです。
ロイター調査によると、非農業部門雇用者数は前月比16万人増で、昨年12月の15万5000人増から伸びが加速する見通しで、失業率は7.8%と予想されています。

提供: FXトレーディングシステムズ
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