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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/4/9のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日のドル/円は81円台前半での小動きが続きました。
先週末の米雇用統計で非農業者部門の雇用者数の増加が予想を大きく下回ったことでドルが急落した反動で、手控えムードの強い市場となったといえます。

一目均衡表の遅行スパンがクリティカルな位置に来ています(A)
明日までは下方向への力が働いており、現状水準から下落すると陰転してしまいます。
しかし、週後半にかけては、今度は上方向への力がかかる形となっており、動きを見極める必要がありそうです。
もっとも、日足と遅行スパンの逆行が起きる場合には、急落リスクが高まるため注意が必要でしょう。

下抜けしてしまった場合の目処は、80円半ば水準にあります(B)

もっとも、先行スパンの雲が来週以降急速に上昇してくるため、下値が支えられる可能性も高まります(C)

Williams%Rは低水準まで落ちていますが、もう一段の可能性を否定する形ではありません(D)
今週前半は下抜けに要注意といえそうです。

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