TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2012/4/4のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2012/4/4のドル円相場の考察

昨日のユーロ/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ユーロ/円の1時間平均足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/円は、アジア時間からユーロの上値が重く、じりじりと値を下げる展開となりました。
ボリンジャーバンドを下方ブレイクしバンドウォークが観察できます。
ただし、この時間のバンドウォークに大きな勢いはなく109円水準で支えられる動きでした。

その後、欧州時間に入るとスペインの中期国債の入札が不調であったことでユーロ売り圧力が高まり、さらにECB理事会後にドラギ総裁が会見でユーロ圏経済の下振れリスクに言及、追加緩和の可能性に含みを持たせたことでユーロ売りが加速する動きとなりました。
この流れで、再度バンドウォークが勢いを増し、ユーロは大きく下落しています(A)

ユーロ/円は3月13日以来の安値である107.88円まで下落し、やや反発してNY引けを迎えています。

MACDを見ると、東京午前中には売り転換しており、その後一貫して売りサインを出し続けていることで、バンドウォークのユーロ下落と整合する形となっています(B)

もっとも、NYの午後には買い転換しており、目先ユーロが底を打った可能性が高いことを示唆しています(C)

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとMACDなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ