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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/4/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.8%)、MACDを表示しています。

昨日のドル/円は、アジア時間では先週末に発表された中国の3月製造業部門購買担当者指数が、改善を見せたことや3月日銀短観が市場予想を下回ったことで、先週末の流れを引き継ぎ円売りが先行し83円台を回復しました。
この流れで0.8%乖離のエンベロープのアッパーラインを上抜けていることが確認できます(A)
通常の相場では、0.3%乖離程度が標準であることを考えると、大きな値動きが起きているといえます。

しかし、その後欧州が参入する時間からは83円台のドル売り圧力に押し戻される展開となり、先週末からの上昇分をそのまま吐き出し、一時82円を割り込む動きとなりました。
この下落でも、今度は0.8%乖離のエンベロープのロアーラインを割り込んでおり、ボラティリティーの高さを示唆する動きとなっています。

MACを見ると、東京午後には既に売り転換しており、その後一貫して売りサインを出し続けていることが分かります(C)

もっとも、現在は81円後半に強い下値抵抗が出来ており、この水準を維持できるかどうかが本日の注目点となりそうです(D)

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