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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/4/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±1.0%)、MACDを表示しています。

昨日のドル/円は、東京朝方に前日からの流れを受けたドル売りが続き、下値抵抗の81.80円レベルを割り込むとストップを巻き込み81円半ばまで下落しました。
この下値は1.0%乖離のエンベロープ・ロアーラインで止まっていますが、相変わらず値動きの荒い展開といえます(A)

その後は、緩やかなショートカバーが続きましたが、82円前半がやや重いイメージの相場となっています。

NY時間では、注目のFOMC議事録が公表され、「成長が減速しない限り追加緩和の必要性はない。」との文言が追加緩和への期待を大きく後退させ、さらに「2014年末よりももっと前に引き締めが必要」として時間軸効果の短縮の可能性を示したことから再び金利先高感が台頭し、これにより市場では一気にドル買いが進行する展開となりました。
ドル/円は82円台前半から83円手前まで急騰し、今度は1.0%乖離のエンベロープ・アッパーラインにまで達しています(B)

日替わりで大幅な上下動が繰り返されていますが、MACDを見ると転換は一日に一回だけで騙しなく相場の転換を捕られられていることが分かります(C)

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