2012/3/1のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日は、米新規失業保険申請件数が雇用改善傾向の継続を示したことで、ドル買いが優勢となる場面もありましたが、その後に発表になったISM製造業景気指数が予想を下回ったことでドル買いが一服し、もみ合いが続く展開となりました。
また、金融派生商品の取引慣行を定めている国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)が、ギリシャ国債について、現時点では信用事由の対象にならないとの見解を発表しましたが、市場の反応は限定的なものにとどまっていました。
テクニカルに見ると、昨日は81円を挟んで三角持ち合いを形成しているように見えます。
ボリンジャーバンドも縮小した後の横這いとなっていることから、相場が次の動きに向け煮詰まりつつあることを示しているといえそうです。
DMIを見ると、昨日は一貫してADXが下落基調を続けており、方向性がなく三角持合いとなっていることと整合しているものといえます。
本日は、週末であり大きな材料もないことから、もうしばらくは現状の持ち合いが続く可能性が高いように思われるものの、持ち合いのブレイクアウトには注意しておく必要がありそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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