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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/2/9のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、一昨日からのドルの底堅い動きを継続し、順調な上昇となりました。
ECB理事会で金利が据え置かれたことや「ギリシャ連立与党が、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)と支援の条件となっている改革案に関して合意した」との報道から、リスク許容度が高まり円売りに反応したようです。
また、昨日の日本の国際収支の影響や日銀の追加金融緩和への期待も円売り要因との指摘もあります。

テクニカルに見てもドル/円のローソク足は上昇基調をしっかりと継続しています。
昨日の東京午後からは、大きな下押しもなく順調な足取りを確認できます。
また、一昨日の高値水準である77.20円レベルを上抜くと上昇が加速し、ボリンジャーバンドの拡大も伴ってバンドウォークを示現しています(A)

ただし、77円後半では本邦輸出税や海外投機筋のドル売りも観測されており目先上げ渋る可能性もあります。
その場合の押しの目処は一昨日の安値から昨日高値までの上昇幅の38.2%戻しであり、バンドウォークしたーと水準である77.30円レベルが予想されます(B)

もっとも、RSIを見ると一貫して50以上の水準を保っており、上昇基調はまだ維持していることを示唆しており、下押しは浅く一過性のものとなる可能性も高いように見えます(C)

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