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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/2/7のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のアジア時間から欧州スタートまでのユーロ/ドルは、予定されていたギリシャ政府による連立政権内での協議と民間債権者との協議を見極めたいとの思惑が強く、1.3090ドルから1.3140ドル水準での揉み合い気味の推移となりました(A)

欧州時間午後になると、ギリシャ政府が救済策に関する合意文書草案を策定中との報道を受けユーロが急騰し、欧米株の反発もサポートとなってユーロ/ドルは1.32ドルを突き抜ける動きとなりました。
この流れでボリンジャーバンドの急拡大しブレイクアウトが起き、バンドウォークが示現しています(B)

もっともその後、一部通信社がギリシャ政府筋の話として「ギリシャ救済に関する連立与党党首らの会合は、合意草案が作成されていないために8日に延期された」と報道したため、ユーロのさらなる上昇は抑えられ1.32ドル半ばでの神経質な取引となりました(C)

MACDを見ると、ユーロ急騰前に一時下押した際陰転の兆しが出たものの騙しに終わって急反転していることが確認できます。
このような急反転は大きな相場の動きにつながりやすいものであり、今回もその経験則が生きた形となっています(D)

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