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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/2/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

週明けのドル/円は、先週末の米雇用統計の影響で上昇した流れを引き継ぎ76円半ばで高止まりして始まりました。
その後、野田総理や白川日銀総裁がデフレ懸念に言及したことでマーケットはやや円売りに反応し先週末の高値を抜け76.79円まで上昇しました。

この上昇で価格的には高値を更新していますが、RSIを見ると水準を切り下げており、ローソク足とRSIでダイバージェンス(逆行現象)が起きていることが確認できます(A・A’)
ダイバージェンスは反転シグナルであり、実際にその後価格は再び76円半ばへと押し戻されています。

また、ローソク足の形状を見るとダブルボトムを形成しつつあるようにも見えます(B)
もう一度反発してヘッド・アンド・ショルダーとなる可能性もありますが、キーポイントはネックラインである76円半ばを下抜けるかどうかとなるでしょう。

現状では、この76円半ばに下値抵抗が出来ており、この水準を維持できるのかどうかが注目されます(C)

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