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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/2/14のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表MACDを表示しています。

先週のドル/円は、週初は底堅く推移したものの、徐々に軟化し101円57銭まで下がりました。

米国債償還・利払いによる円買いや3月期末のヘッジファンド解約45日前告知ルールに絡んだ
ドル/円のロングポジションの解消が観測されました。

また、米国の景況感悪化への懸念でテーパリング(量的緩和策の縮小)が
中断するのではないかとの思惑も浮上し、これがドル売り要因となったとの指摘もあります。

テクニカルで見ると、現状は一目均衡表の先行スパンの雲のなかでの取引を続けており、
今週は、この雲を下抜ける動きとなるかが注目されます(A)

今週の雲の下限は101円50銭レベルであり、この水準の攻防となりそうです。

ただし、ローソク足と遅行スパンは順行の動きとなっており、この動きが続くのであれば、
今週はドルの上昇が期待できる形となっています(B)

もっとも、来週以降はドルが下に引き寄せられる力が高まる形であり、
逆行するには遅行スパンの買い転換を期待することになりそうです。

また、MACDが先週買い転換していることが確認できます(C)

この転換が騙しに終わり再び交錯してしまうがどうか見極めたいところでしょう。

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