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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/1/12のユーロ/ドル相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のアジア時間のユーロ/ドルは、ECB理事会を控えていることもあり1.27ドル近辺での小動きが続きました(A)

しかし、欧州時間に入ると英ポンドの上昇につられる形でユーロが上昇し、ボリンジャーバンドを上方ブレイクしました。
バンドの拡大を伴ったブレイクであり、バンドウォークが期待されましたが、すぐにロアーバンドが転換し、この動きが騙しであったことが確認されました(B)

その後、ECB理事会では政策金利を1.0%に据え置きとし、一部では利下げを期待していた向きもあったことからユーロの上昇につながりました。
この流れでユーロ/ドルは再びボリンジャーバンドを上抜け、今回はしっかりとバンドウォークを示現することとなりました(C)

もっとも、MACDを見ると既に昨日のアジアスタート前に買い転換しており、その後買いサインを継続していることが分かります(D)
昨日の1.26ドル半ばの安値からの反転で、ユーロ反発の流れがスタートしていたことを示唆していたと言えるでしょう。

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