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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/5/06のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週も円高・ドル安の流れに変化なく、ドル/円はレジスタンスラインRに上値を抑えられて下落しました。
この流れで、先週末に一目均衡表の先行スパンの雲を下抜けてしまっています。
週末の米雇用統計を受けてドルがやや反発し、週の引けは雲の中に戻っていますが、上値の重い状況に変わりはありません。
今週後半には雲の下限が81円水準への切り上がりますが、雲は厚みを増してくるため上値抵抗が強くなる可能性が示唆されます。
ただし、レジスタンスラインRを上抜けることが出来ると、流れに変化が出る可能性があるでしょう(A)

レジスタンスラインを上方ブレイクし、ドルの戻り相場となった場合のめどは、4月7日の高値から先週の安値までの下落幅の38.2%戻しである81.95円レベルとなります(B)
ここは雲の上限に近く、ドルの戻り相場の場合は、雲の中での持ち合いになる可能性が高いように見えます。

遅行スパンを見ると、今週はドルが上に引っ張られる力が強くかかっています(C)
先週は逆行により大きく下押ししましたが、順行に転じてくれば、ドルの戻りが期待できる形といえそうです。

Williams%Rは中立うい淳近くまで戻してきており、もう一段のドル上昇を期待させる形状となっています(D)

以上のことから、今週はドルが調整の戻りに入れるかどうかを見極める必要がありそうです。

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