2019/11/7のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/10/28)(PDF)
●デイリーレポート
11月7日のドル/円相場は、東京時間は前日の
米中通商交渉合意延期の可能性を嫌気した流れを引き継ぎ、
ドルが軟調な動きとなりました。
朝方から徐々に軟化し、午後には一時108円65銭の安値を付けました。
その後ロンドン序盤に、
「米中が通商協議のフェーズ1で合意できれば、
双方が同規模で既存の関税撤廃行うこと合意」と報じられるとムードは一変、
ドル買いが優勢となり一気に109円を回復する動きとなりました。
NY時間でもドル買いの流れは継続し、
6日の高値を上抜けると損切りのドル買いを巻き込み
109円49銭まで上昇しました。
この上昇では、ボリンジャーバンドの上抜けと
バンドウォークの形成が確認できます。
ただし、NY引けにかけては、ホワイトハウスの対中関税撤廃計画が
米政権内部で強い反対に直面しており、
まだ最終的な決定は下されていないと伝わったことで、
伸び悩む動きとなり、109円30銭水準で引けています。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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