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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/9/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/09/09)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京朝方からドルが底堅い動きとなりました。
トランプ米大統領が中国製品に対する関税の引き上げを
10月1日から10月15日に延期すると発表したことを好感し、
ドル買いが優勢となりました。

この上昇で、ボリンジャーバンドを上抜き、
小さなバンドウォークを形成し108円17銭まで上昇しています。

東京午後になると、それまで上昇していた米長期金利が反落したことで、
利食いのドル売りが優勢となり、欧州勢参加後もドルは軟化し
NY序盤には107円52銭の安値を付けました。

欧州中央銀行(ECB)が理事会で利下げと
量的金融緩和の再開を決めたことでユーロ/円が売られ、
それがドル・円にも波及したとの指摘もあります。

NY序盤に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)が
エネルギー・食品を除くコア指数は前月同月比で2.4%上昇と
伸び率が前月から拡大したことを受けドルは反転し、一本調子の上昇で108円台を回復、
一時108円19銭と8月1日以来ほぼ1カ月ぶりの高値を付けました。

昨日107円半ばまで反落したにもかかわらず、
すぐに108円台を回復していることで下値の堅さが意識され、
本日もドルの底堅い動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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