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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/9/17のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/09/09)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、108円前半での取引が続きました。
週初に107円半ばから始まった相場がじりじりと反発し、昨日朝方には108円台を回復、
その後108円37銭と8月1日以来1カ月半ぶり高値を更新しました。

米国が戦略石油備蓄の放出を承認したこと、
リスク回避的なドル買いが勢いづいたことなどが背景にあると指摘されます。

ただし、上値を追う勢いも強くはなく、
その後は108円前半で方向感のない動きが続きました。

NY時間に入ると、米国の8月鉱工業生産や8月設備稼働率が予想を上回ったため
一時ドル買いが強まったものの、高値は108円35銭までで、
東京高値を更新できませんでした。

その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を本日に控えて様子見姿勢が強く、
小幅な値動きに終始しました。

テクニカルで見ると、ドルは底堅いながらもRSIMACDは切り下がってきており、
やや上値の詰まった印象となっています。

FOMCは前回会合に続き、0.25%の利下げを決める見通しですが、
先行きの金融政策を占ううえでパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見や、
FOMCメンバーらの政策金利見通しが注目されます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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