2019/5/21のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/05/20)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、一貫してドルが底堅く推移しました。
東京時間では、中国株の反発などを背景に底堅い展開となったものの、
前日につけた1週間半ぶり高値には届きませんでした。
しかし、欧州時間に入るとドル買い圧力が強まり、さらにNY時間に入って
米商務省が複数企業に対して中国通信機器メーカーの
華為技術(ファーウェイ)との取引を事実上禁じる米政府方針について、
一部取引に90日間の猶予期間を設けると発表したことを受け、
ドル買いが加速しました。
このドル上昇でボリンジャーバンドを上抜き、
バンドウォークを示現しながら一時110円67銭の高値を付けました。
もっとも、価格は強い上昇をしたものの、RSIは高値圏で横ばいとなっており
短期的な買われ過ぎを示しています。
またNY引けにかけての調整でMACDも売り転換しており、
本日はやや上値が重いイメージでスタートしそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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