2019/5/20のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/05/20)(PDF)
●デイリーレポート
5月20日のドル/円相場は、東京時間朝方に発表があった1-3月期国内総生産(GDP)が
前期比年率でプラス2.1%と、事前予想のマイナス0.2%を大きく上回ったことで
株高期待のリスクオン相場となりドルが上昇、一時110円32銭まで買われ
今月8日以来1週間半ぶり高値を更新しました。
ただし、価格は先週末の高値を上抜いたものの、
RSIは先週末水準を抜けなかったことから、
上値にも限りがあることが示唆されていました。
その後は、GDPの結果は外需によるもので
数値ほど国内情勢がよくないとの見方が台頭し、ドルも失速、
欧州時間位は110円を割り込み109円81銭の安値を付けました。
NY時間序盤は、米トランプ政権による
中国ファーウェイへの事実上の輸出規制決定を受け、
影響を懸念した米国株安を受け、ドルも軟調だったものの、
株安が落ち着くとドルは買い戻しが優勢となり110円を回復しました。
もっとも、ドルの上値を追いかける勢いもなく、
戻りは110円06銭までで110円水準でNYを引けています。
NY引けにかけては、MACDが買い転換しており、
本日の東京時間ではドルが底堅い動きで始まりそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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