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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/12/7のドル円相場の考察

先週末(12月7日)のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/12/03)(PDF)

●デイリーレポート
先週末(12月7日)のドル/円相場は、東京時間から欧州時間にかけては、米雇用統計を控え、
短期筋によるポジション調整中心の動きとなり、112円後半で方向感なく推移しました。

NY時間序盤に発表された注目の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比15万5000人増と
市場予想(19万人)を下回り、平均時給伸び率も市場予想に届きませんでした。

雇用拡大ペースが鈍化し、先行きの物価上昇圧力は限られるとの受け止めから、発表直後は
ドル売りに反応したものの、大きな動きにはなりませんでした。

その後、米中の貿易摩擦に対する警戒感が続き、NYダウが前日比550ドル以上下落したこともあり、
ドルは112円56銭まで下押しし、112円70銭水準で週を越えています。

テクニカルで見ると、日足ベースの一目均衡表で遅行スパンが再び売り転換してきており、
5月安値からのサポートラインが112円前半にあるため、この水準を割りこむと下値リスクが
高くなることには注意しておきたいところです。

※チャートはドル円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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