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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/5/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/05/21)(PDF)

●デイリーレポート
5月23日のドル/円相場は、ドルが大きく値を下げる動きとなりました。
東京朝方のトルコリラが大きく下落し、これにつられドル/円も軟調に始まりました。
さらに、米朝首脳会談延期に対する思惑からリスク回避の動きが強まり、
日本株が下落、ドルも110円半ばへと値を下げる動きとなりました。

欧州時間に入ってもこの流れは続き、円は全面高となり、
ドル/円は109円55銭の安値を付けました。
東京から欧州時間の一連のドル下落では、ボリンジャーバンドの下抜けと
強いバンドウォークが発生していることが確認できます。

その後はNY時間に入るとドルの買い戻しが優勢となり110円台を回復しています。
自律的な反発とともに、トルコ中央銀行がリラ安是正の
緊急利上げを実施し、リラ売りが一段落したことがドルを下支えしました。
ただ、NY終盤に発表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で利上げを急がない方針が
確認されたことからドルは再び軟調な動きとなり、110円近辺でNYを引けています。

昨日の下落で、日足ベースで見た3月23日安値からのサポートラインを下抜ける動きとなっています。
本格的な調整に入った場合は、38.2%戻しの108円後半が目先の下値めどとなってきそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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