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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/1/9のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/01/08)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間朝方はドルが底堅く始まったものの、
日銀が国債買い入れオペで超長期ゾーンを減額したことで円金利が
一時上昇し、円が買われ一時112円半ばまで下落する動きとなりました。

この下落でボリンジャーバンドを下抜け小さなバンドウォークが
発生したものの、ドルの下値も堅く短時間での反発となっています。

東京時間午後はドルの買い戻し圧力が強く、
欧州参入時には113円に迫る動きとなりました。
しかし、113円はすでに重く、その後はじりじりと反落し、
NY時間に入ると11月の米求人件数が588万件と
市場予想を下回り、6カ月ぶりの低水準となったことを受け、
ドルは112円36銭の安値を付けました。

この下落では、価格は東京時間の安値を下回りましたが、
RSIは安値を更新できずダイバージェンスを形成、
その後の反発の可能性を示唆していることがわかります。

NY時間引けにかけては、米10年債利回りが2.54%と
昨年3月以来の高水準に上昇したことを受け、
ドルも買い戻され112円台半ばまで値を戻して引けています。

昨日は、日銀の政策変更観測が円買いを促し、
これは今後も燻るものと思われるものの、
米債利回りの上昇がドルをサポートしており、
明確な方向性を見いだせない状況が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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