2010/02/15のドル円相場の考察
昨日のドル円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、DMIを表示しています。
昨日は、東京市場でドルがやや底堅い動きを見せましたが(A)、その上昇分を欧州市場に入って押し戻される展開となっています(B)。
もっとも、90円を挟んで上下10pips程度の動きであり、非常に静かなマーケットであったといえます。
その後、NY市場がプレジデントディで休日ということもあり、90円近辺でほとんど値動きがなく、ボリンジャーバンドを見ても1σのラインの中で推移する状況となっています(C)。
RSIも50近辺で横ばいとなっており(D)、DMIを見てもADXが超低水準を維持していることで(E)、ともにトレンドが全くないことが確認できます。
【テクニカル一口解説】
1. トレンドについて
昨日は、上述のようにトレンドの全くない相場でした。
トレンドとは、相場の方向性のことで「上昇トレンド」、「下降トレンド」「横ばい(トレンドレス)」の3つがあります。
相場の世界には「トレンド・イズ・フレンド」という言葉があり、トレンドを認識できるかどうかが相場における成功を握るカギとも言われています。
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