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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/11/4のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、MACDDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円相場は、先週末に日銀が追加緩和を決定してから一本調子で上昇してきた反動で
利食いが先行する形となりました。
2日間で約5円の上昇であり、先週には米国でテーパリン グ(緩和縮小)が完了し、
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の新ポートフォリオ、日銀の追加緩和と思惑の出やすい材料が
一気に出尽くしたものといえそうです。

ただし、市場ではドル/円の上昇トレンドが今後も継続するとの見方が優勢です。
米国が量的緩和の終了を決定した一方、日銀が予想外の追加緩和を決めたため、日米金利差の拡大が
意識される展開が続くと指摘されます。
今週末の米雇用統計が良好な結果となれば、さらなる円安材料になりそうです。

テクニカルに見ると、昨日は調整の動きが確認できる形となっています。
ボリンジャーバンドは収束しており、次の動きへのエネルギーを溜めていることが伺われます。

MACDを見ると一昨日の売り転換以降、昨日は一貫して売りサインを続け、調整の動きを裏付けています。
もっとも、再買い転換の兆しもあり、調整終了が近いのかもしれません。

DMIでは、ADXが一貫して水準を切り下げており、調整の動きを示していることがわかります。
再度上昇への動きはADXの反転上昇を見極めたいところです。

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