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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/11/5のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間午後から海外のファンド筋がドル買いを持ち込み、
114円台を回復する動きとなりました。
この流れでボリンジャーバンドを上抜け、バンドウォークが示現しています。
また、この上昇に先駆けてMACDが買い転換していることも確認できます。

ドルの上昇はその後も続き、一貫して上値を試す展開となりました。
NY時間では、7年ぶりの高値である114円84銭まで上昇しています。
2006年以来初めて共和党が上下両院を支配することになり、政治的膠着状態が緩和されて
景気回復が加速するとの見通しが高まったこと、また米10月ADP民間雇用者数が
6月以来最大の伸びを示したことなどが、ドル高要因となったとし適されます。

ただし、節目である115円にはオプションに絡むドル売りが厚いといわれており、NYの午後には
利食いのドル売りも持ち込まれ、114円半ばまで押し戻されています。

もっとも、本日は新規失業保険申請者数の発表があり、週末には米雇用統計を控え、
ともに良好な結果には素直にドル高で反応するものと思われるため、115円突破は時間の問題なのかもしれません。

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