2014/6/26のドル円相場の考察
昨日のユーロ/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のユーロ/円相場は、アジア時間は138円後半での持合が続く動きとなりました。
しかし、欧州時間に入ると、ユーロの上値は徐々に重くなり、その後「ECBの政策金利が
下限に達していない可能性がある」との報道を受けてユーロ売りが加速、一時138円を割れ、
137円93銭の安値をつけました。
ただし、NY時間に入ってからは、ユーロのショートカバーが優勢となり、138円半ばまで
値を戻して引けています。
テクニカルで見ると、ECBの政策金利に関する報道以前にユーロが下落を始め
ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークのスタートが起こっていることがわかります。
また、MACDは東京時間が始まる前に売り転換しており、ニュースによりユーロ下落というよりは、
昨日は一貫してユーロ軟調な地合いにあったものと考えられます。
もっとも、安値からの戻りも急速で、ユーロ/円の下値も硬いことを確認した動きとも言えるでしょう。
日米欧の金融政策に対する思惑に右往左往する動きは続きそうで、明確な方向性が出るには
もう少し時間がかかるのかもしれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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