2014/6/25のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、アジア時間は101円後半で極めて狭い範囲での取引が続きました(A)。
日経平均は100円超下落しましたが、最近は株価とドル/円との連動性がやや薄れており、
影響はほとんどありませんでした。
NY時間になると、予想を下回る米経済指標が発表され、米連邦準備理事会(FRB)が
ハト派的姿勢を維持する可能性が示されたため、ドルが主要通貨に対して下落する動きとなり、
ドル/円も101円63銭まで下落しました(B)。
この流れでボリンジャーバンドを下抜けとなりましたが、明確なバンドウォークにはつながらず
一過性の動きとなっています。
米経済指標は、第1・四半期の米国内総生産(GDP)確報値は前期比年率マイナス2.9%と、
改定値のマイナス1.0%から下方修正され、過去5年 間で最悪、また5月の米耐久財受注は
前月比1.0%減と、市場予想を下回る結果となっています。
RSIを見ると、NY時間のドル下落時もRSIは東京時間の水準を下回っておらず、ダイバージェンスが
発生しています(C・C’)。
このことからも、NY時間のドル下落は一過性のものであり、その後のショートカバーが短期で
入っていることが理解できます。
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