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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/1/14のドル円相場の考察

現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京市場の休日明けで朝方から実需勢のドル買いが流入、
短期筋による損失確定の買い戻しや新規のドル買いも見られ、戻り歩調となりました(A)

朝方発表の11月の経常収支が5,928億円の赤字となり、予測を大幅に上回ったことも円売り安心感につながりました。

逆に、日経平均が500円を超す大幅な下落となったことが、ドルの上値を抑える要因との指摘もあります。

テクニカルで見ると、一昨日の海外市場で価格が下落するなかRSIが回復を見せており
ダイバージェンスが確認できます(B・B’)

そのため昨日の東京時間での戻りは、調整的なドルの買い戻しであったことが示唆されているといえます。

RSIを見ても、東京早朝では陰転していますが、すぐに反転となっており、
ドル売りサインが騙しであったことが確認できます(C)

その後海外時間でもドル/円は徐々に値を戻しており、NY時間では12月の米小売売上高が前月比0.2%増と
予想の0.1%増を上回り、消費動向の指標とされるコアベース(自動車やガソリン、建設資材、飲食業除く)も
0.7%増と予想の0.3%増を上回ったことでドルの買い安心感が一段と高まり104円を回復する動きとなっています。

この流れで、ボリンジャーバンドの上方ブレイクが起き、小さなバンドウォークが示現していることが確認できます(D)

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