2012/9/17のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日は、東京が休日で商いの薄い中、上海株式市場の下落を受けて、先週までのリスク志向からのドル上昇に対する反動もあり、利食いのドル売りが優勢となりました(A)。
もっとも、78円水準は底堅く、ボリンジャーバンドのロアーバンドにも到達しない動きでした。
海外市場に入ると、本日から行われる日銀の金融政策決定会合での追加量的緩和への期待感や、尖閣諸島に向けて中国の漁船が大群で接近していることから地政学的リスクが高まるとの思惑も強まり円売りが活発化する展開となりました。
この動きで、ボリンジャーバンドは拡大を示し、アッパーバンドを上抜けたことでバンドウォークが示現しています(B)。
ただし、このバンドウォークも案時間で終わっており、上昇力に強い勢いがないことが示唆されています。
DMIを見ると、ADXが右肩上がりを続けながら高水準を維持していることから現在のドル上昇がトレンドとなっていることが示唆されています(C)。
ドルに急上昇する力がないものの、緩やかなドル上昇が続いているということが言えそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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