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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/12/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日は、オーストラリア準備銀行が政策金利を0.25%引き下げたことを受けて、豪ドルが下落しました。
この流れで豪ドル/円も下落となりましたが、ドル/円には大きな影響はなく、ドル/円は77円後半での膠着相場を続けています。

ドル/円はやや上値が重く切り上がってきていますが、ボリンジャーバンドのロアーバンドを突き抜ける局面があっても、バンド拡大には繋がらず、下値抵抗として機能しています(A)
現状ロアーバンドの位置する77.70円水準が強い下値抵抗を形成しています。

DMIを見てもADXが長く低水準を横這いしており、方向性がないことが確認できます(B)

チャートパターン的には、ディセンディング・トライアングル(下降三角持合い)となっており、教科書的には下抜けリスクが高いことを示しています(C)
現状の下値抵抗である77円ミドルを下抜けると、もう一段の下落加速の可能性には留意しておく必要があるかもしれません。

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