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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/9/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日の為替市場は、リスク回避的な動きの巻き戻しが主要通貨で起きました。
ドル/円も予想を上回った米経済指標を交換する形で値を戻しています。
経済の先行きに不透明感が残り、このまま上値を追うのにためらう局面が続いていますが、市場が思っているほど実体経済は悪くないのかもしれないとの見方も出てきているようです。

アジア時間から欧州スタートにかけては、76円台前半での膠着した動きを続けていました。(A)
ドイツのEFSFの議会承認投票が可決されるのかどうかを見極めたいとの思いが強かったことがこの動きの背景の一因と指摘されていました。

その後NY時間に入ると米国の第2四半期のGDP確報値および新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことを受けてドル買いが進みました。
この動きでボリンジャーバンドはバンドウォークを示現し一時77円台までドルが上昇しています(B)

MACDを見ると、欧州時間の膠着で一時的に陰転したものの、短期で反転しており、ドルの上昇を示唆するものであったことが確認できます(C)

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