2011/9/8のドル円相場の考察
昨日のユーロ/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のユーロ/円相場は、アジア時間は方向感なく108円台後半での小動きに終始しました(A)。
ECB理事会の金融政策決定とその後のトリシェECB総裁による会見を控え、模様眺め気分が大きくなった模様です。
また、ドル/円が77円前半で動きが取れない状況だったこともクロス円の膠着要因となったとの指摘があります。
注目のトリシェECB総裁会見では、欧州経済の下振れ懸念を表明し、利上げ打ち止めを示唆しました。
これを受けてマーケットではユーロ売り圧力が強まり、ユーロは急落しています。
ユーロ/円もアジア時間の膠着を下抜けると下落が加速し、ボリンジャーバンドのロアーバンドを突破するとバンドウォークを形成して急落しています(B)。
一時的な反発があったものの、戻りは限られ、バンドウォークは通常以上の長さとなり、約1円の下落となりました。
DMIを見ても、このユーロの急落時にはADXが急速の上昇に転じており、ユーロ上昇のトレンドを形成していたことが確認できます(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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