TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2011/9/7のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2011/9/7のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日は、一昨日のドル急上昇の反動もあり、ドル/円は緩やかに軟化する動きとなりました。
スイス中銀の発表を受け77円台後半まで上昇したドル/円でしたが、ドルの上値は依然重く、77円台後半では本邦実需筋時を中心にドル売り意欲が強いことが確認されました。

拡大していたボリンジャーバンドも収束に向かっており、調整局面入りを示唆しています。
本日も77円前半での膠着相場が予想されます。
ただし、現状では77円近辺の下値抵抗線と右下がりに野上値抵抗との挟まれた三角持合いが観測でき、この形状は経験則的には下抜けに注意するものとなっています。
再び77円を割り込んでくる可能性には注意したいところです。

DMIを見ても、上昇していたADXが再び下降してトレンドの終了調整局圏入りを示していることから一方向への動きは期待できにくいものといえそうです。

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ