2011/8/16のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMIを表示しています。 |
ドル/円相場は、いよいよ膠着感を強める展開となってきています。
根強い円先高観と介入警戒感、または介入期待の個人投資家の逆張りとの間で相場は方向感を失っています。
既に現状では76円半ば以下には下値抵抗が出来、77円水準では上値抵抗が形成されてきています。
ボリンジャーバンドを見てもバンドは収縮方向の動きであり、バンドにタッチしても、そこが抵抗となって反転し、バンドウォークにつながっていないことが分かります(A・A’)。
相場は上下ともに値動きを狭めてきており、現状では三角持合いの様相を呈してきています(B・B’)。
この持合いは、そろそろ煮詰まってきており、週後半に向けてはどちらかに抜けることが期待されます。
もっとも、昨日指摘しましたようにADXが極めて低水準での横ばいを続けており、トレンド相場となる予兆がありません(C)。
大きく動くためには、次の新たな材料が必要ということのように考えられます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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