2011/7/21のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、米国の連邦債務上限引き上げ協議への懸念から上値の重い展開が続き、下値抵抗のある78.70円水準を試す動きとなりました(A)。
しかし、東京午後に不透明な買いが入り、79.03円まで一時上ヒゲを描く動きとなりました。
この動きで、ボリンジャーバンドのアッパーバンドを突き抜けましたが、バンドウォークは起らず、一時的な動きにとどまりました(B)。
海外市場に入ると、米新規失業保険申請件数の悪化などが意識されてドル/円は売り圧力が強まり、ロアーバンドを下抜けるとバンドウォークの動きとなりました(C)。
この動きは経験則通り4時間ほどで終了しましたが、戻りの力は弱く、再び78円前半まで下押しする展開となっています。
MACDを見ると、東京午後のドル買いで上昇したもののゼロ水準まで到達しておらず、海外市場で再び売り転換していることから、ドルの戻りの鈍さが確認できます(D)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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