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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/7/25のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、週明けということもあり朝方に下値を試したものの自律的な反発の動きとなりました(A)
先週末に米国の債務上限引き上げ問題が頓挫したことに対する警戒感が先行したものの、介入警戒感も出てきているという動きといえるでしょう。

欧州市場に入ると、格付け機関のムーディーズがギリシャの格下げを発表したことを受けてユーロ売りが強まり、これが市場のリスク回避の意識を強めることとなり、クロス円通貨の下落につられドル/円も下落する展開を強めることとなりました。
この動きでボリンジャーバンドを下方ブレイクし、バンドウォークを示現しています(B)

続くNY時間では、株価の下落や債務上限引き上げ問題の行方に対する思惑から各通貨とも不安定な値動きを繰り返すこととなったものの、株価の下げ渋りをみてドル/円は値を戻す動きとなりました(C)
バンドウォークが4時間経過した後という自律的な反発要因もあったものといえそうです。

78円割れを試す動きと介入警戒感、本邦個人投資家の逆張りのドル買いに振り回されている相場ですが、ADXを見ると極めて低い水準の落ち込んでいることが分かり、相場の気迷いムードを表していると言えるでしょう(D)

提供: FXトレーディングシステムズ
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