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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/7/20のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円は、東京時間午前中こそ、米下院で財政赤字削減策が承認される見通しを背景に79円台を維持していましたが(A)、その後ムーディーズが米上院超党派グループによる財政赤字削減案が合意されても格下げの可能性があると示唆したことを受けて、ドルの売り戻しに転じました(B)
この間ボリンジャーバンドは拡大を伴うものの、バンドブレイクはなく典型的な方向感のないブレの相場となっていました。

RSIを見ると50%を中心にしたトレンドレスの動きであり、一方向への力を感じさせません(C)
現状では30%水準と売り優勢の状況と見えますが、下値を若干切り上げてきているようにも見え、底打ちの可能性も示唆されています。

ローソク足では、NY時間の後半安値圏での横這いとなっているものの、78.70円水準には下値抵抗が出来つつあることが分かります(D)
この下値抵抗を維持した場合は、再び79円台回復の可能性も高まることになりそうです。

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