2011/7/14のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACD、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のドル/円は、東京スタートでは前日のドル安の流れを受けて下値を試す動きとなりました。
前日の安値を抜けると、損切りを巻き込み4か月ぶりの78円ミドル水準まで下落しました(A)。
その後上値の重い展開が続いていましたが、大口のドル買いが入ったことで、一気に79円後半まで上昇する動きとなりました(B)。
市場では、通貨当局の介入が噂され警戒感が強まりましたが、ドルの急激な上昇は一度だけにとどまりました。
当局からも介入したとのコメントはなく、レートチェックが行われただけではないかとの指摘も出ていました。
介入の思惑で急騰したドル/円ですが、MACDを見ると、その急騰前にすでにドル買いへの転換を示していることが分かります(C)。
同様にDMIを見ると、急騰前にはADXが低下に転じており調整局面入りを示唆していることも確認できます(D)。
介入は確認されなかったものの、市場では警戒感が高まり下値を売り込みにくくなったことから、79円台前半で底堅い動きが続くこととなっています(E)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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