TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2011/7/11のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2011/7/11のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド
MACD
を表示しています。

昨日の東京市場のドル/円は、オバマ米大統領による財政協議や欧州首脳緊急会合、ユーロ圏財務相会合などを控えて、ドルの買い戻しが優勢な動きとなりました(A)

しかし、欧州時間となるとギリシャ国債の一部がデフォルトするとの懸念やイタリアの債務問題への懸念からのイタリア国債利回り昇などを背景にユーロが売り込まれる展開となり、ストップを巻き込んで大きく値を下げました。
このユーロ売りがユーロ/円にも波及し、さらにはドル/円での円買いを引き出す動きとなりました。
ドル/円は、この流れでボリンジャーバンドが急速に拡大し、バンドウォークを示現しています(B)
80円割れは回避しましたが、上値の重い展開が続いています。

MACDを見ると、東京時間のドル上昇でドル買いに転じたものの、ピークはゼロ水準まで戻り切れておらず、ドル上昇に力がなかったことが示唆されています。
また、バンドウォークに先駆けて売り転換していることも確認が出来ます(C)

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ