2011/6/23のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベロープ(25SMA±0.3%・0.5%)、MACDを表示しています。 |
昨日は、一昨日のFOMCを受けた流れを引き継ぎドルが底堅い動きを続けました。
このところ、方向感のない狭いレンジ相場が続いていましたが、このドルの戻りで0.5%乖離のエンベロープのハイラインにタッチし、値動きが出てきていることが確認できました(A・B)。
ただし、昨日の米経済指標が予想を下回ったことによりドルの上値が抑えられています。
その結果、ヘッド・アンド・ショルダーのパターンとなる可能性が出てきています(C)。
ヘッド・アンド・ショルダーが完成するにはネックラインを下方ブレイクする必要がありますが、現状ではそのネックラインが80.30円水準にあり、ここを下抜けるかどうかが注目されます(D)。
MACDを見ると、昨日ドルが天井を付けて反転したところで、売りサインに転換していることが確認できます。
その後も、売りを示唆する形状が続いていることから、ヘッド・アンド・ショルダーが完成する可能性が高いと言えるかもしれません(E)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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