2011/5/12のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のアジア時間は、一昨日のユーロ急落の反動から、ユーロがやや値を戻す動きとなりました。
ただし、ユーロの上値は重く、戻りは限られたものにとどまっています。
欧州市場に入ると、再びリスク回避への動きが強まり、ユーロは下値を試す展開となりました。
この流れで一昨日の安値を更新し1.41ドル前半までつけましたが、ボリンジャーバンドが拡大することなく、ロアーバンドが下値抵抗として機能する動きとなっています(A)。
その後は、調整のユーロ反発となり、ユーロは一昨日の高値からの下押しの50%戻しの水準である1.4270ドルレベルまで値を戻しています(B)。
ここを上抜けることが出来れば、61.8%戻しである1.4310ドルレベルが視野に入ってくることとなります。
DMIを見ると、昨日の海外市場でのユーロ/ドルの戻り局面では、ADXが下落しており、このユーロの上昇が新たなユーロ高トレンドではなく、ユーロ下落に対する調整の動きであることが示唆されています(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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