2011/5/13のドル円相場の考察
先週のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの日足、一目均衡表、Williams %Rを表示しています。 |
先々週後半に大きく下落したユーロ/ドルですが、先週はその流れを継続し上値の重い展開となりました。
一目均衡表では、売り相場への転換が示唆される動きとなっています。
遅行スパンが、先週の初めに陰転しています(A)。
昨年12月に陽転して以来の転換で、約5カ月続いてきたユーロ買い相場が転換した可能性が示唆されています。
また、先行スパンの雲に中に入り込んでしまっていることも確認できます(B)。
ただし、まだ下抜けているわけではないので、完全に売り転換と判断するには早いでしょう。
また、この雲の上限は1月10日の安値から5月4日の高値の38.2%押しとほぼ同水準で、これを割り込むともう一段の下げの可能性が強まってきます。
その場合、リトレースメントの次のターゲットは、50%押しの1.3900ドル水準になります(C)。
Williams%Rは既に最低水準へ張り付いており、目先はやや売られ過ぎであることが示されています(D)。
ただし、強いトレンドが出た場合はオシレーター系のテクニカルは機能しなくなることもあり、安易な戻り期待は危険かもしれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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