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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/5/11のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日は、ユーロが急落し約3週間ぶりの安値を付ける展開となりました。

アジア時間は、主要通貨に方向性はなくユーロ/ドルも1.44ドルを挟んだ持ち合い相場が続きました(A)
懸念されているギリシャ問題が改善の向かうとの憶測もあり、リスク回避の巻き戻しも見られる動きとなっていました。

しかし、欧州市場に入るとアムセン独財務次官が「ユーロ圏当局者は来週ギリシャ支援を巡り協議するものの、EUとIMFの調査団によってギリシャの財政改革の進捗が報告されるまではいかなる決定も下されない」と発言したことなどから、市場は不安感を高めユーロ売りに反応する結果となりました。
1.43ドル半ばを割り込むとバンドウォークが示現し、下落が加速する動きで一気に4月18日以来の安値である1.4172ドルまでつけています(B)

MACDを見ると、既にアジア時間に陰転し売りサインを出しており、ユーロ急落の兆しを示していることが確認できます(C)

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